Googleマップを利用して、おでかけマップを作っています。
その場合、メールフォームより、ご連絡くださいますと助かります。
名古屋市港防災センター
いつ起こっても不思議ではないと言われる東海地震。東海地方に住んでいると、やはり不安になります。
そこで、子供たちにも自然災害や防災について学んでもらおうと、名古屋市にある防災センターにおでかけしました。
入り口では、なまずの震(しん)ちゃんがお出迎えしてくれます。
ここの施設の目玉のひとつ、消防ヘリコプター「なごや2」です。
この消防ヘリは、操縦席にも自由に入れます。
子供たちは、操縦桿を握って、遊んでます。
ヘリコプターって、結構狭いイメージでしたが、
この消防ヘリは後ろにも席があり(操縦席をあわせて全部で3列)、結構広いですね。
こちらは、ミニ・クラッシック消防自動車。
昔、現役で動いていた、はしご車をモデルに、消防局員の方が再現したものなのだそうです。
はしご車のほか、ポンプ自動車もあります。
今の消防車と比べると、小型ですが、当時は狭い道でも入って行ける為、重宝されたそうです。
ミニ消防車の横には、ミニ消防服が用意されています。
消防士になった気分で、記念撮影はいかがでしょう。もちろん子供用ですよ。
地震体験室もあります。
最大、震度7の地震が体験できます。
子供たちは、地震がどんなものか、少しは体感できたようです。
これで、いざというときも、慌てず行動できるね。
なお、この施設は受付にいる方に申し出れば、動かしてくれますよ。
消防車のミニカーがたくさん展示されているコーナーもあります。
子供たちは、食い入るように見ていました。
このほかにも、1Fには防災関連の展示がたくさんあります。
2Fにいくと、体験型の施設が多数あります。
基本的に、係員の方に申し出て、利用させてもらいます。
まずは、消火器での消火がシミュレーションできる「消火体験」。
シミュレーターそのものは、たいしたことはないのですが(調子悪く、うまく消火できない)、
係員の方が、消火器について、いろいろと教えて下さり、勉強になります。
おどろおどろしい、「煙非難体験室」。
右が入り口で、左が出口。煙が充満した真っ暗な中を歩いて出てきます。
中は、ほんとに真っ暗闇で、一緒に入った人もまったく見えません。
実際に停電になると、こんな感じになるんでしょうか。
また、煙体験のはずでしたが、煙はそれほどなく、
目が痛くなったりはしませんでした。
我が家は、入ったきりなかなか出てこないので、途中で少し明かりをつけてくれました。
係員さん、ご心配をおかけしました。
「伊勢湾台風を知る」という施設。
メガネを借りて、古そうな家の中に入ります。当然、入り口で、靴も脱ぎます。
中でくつろいでいると、目の前のスクリーンに伊勢湾台風の当時の様子をシミュレーションしたC Gが映されます。
風が強くなり、雨戸は吹き飛び、床上浸水、そして最後は...。
映像は、ひとむかし前の感じで、大人は少し物足りない感じでしたが、子供たちには迫力があったようで、
最後は少し怯えていた様子。
実は、名古屋市港防災センターには、消防ヘリだけを目当てに来たのですが、
実際に来て見ると、体験施設がたくさんあり、とてもよかったと思います。
また、係員の方の熱心な説明も、とても好感が持てました。
いつ起こるかわからない自然災害に対して、備えが必要だなと再認識もしました。
名古屋市港防災センターには駐車場がありません。
しかし、係員の方のお話では、隣に港区役所があり、そこの駐車場に駐車してもいいそうです。
ただ、地下鉄の駅も近いですし、電車での移動をおすすめします。
▲ページトップ
防災に関する展示のほか、 消防ヘリコプターの試乗体験や、震度7の地震を体験できる装置 など、いろいろな体験施設があります。